自己PRや志望動機、趣味にいったい何を書いていいかわからない。
そもそもアピールできるようなことがない気がする。
ESに何を書けばいいのか、どうすれば面接まで届くのか、そんな悩みに答えます。
インターネットで一生懸命例文や書き方を読んで作っても書類選考で落ちてしまう。
そんな人は本質的な考えが不足している可能性が高いです。
基本を学ばずに応用ばかり見ていると、今後も落ち続けてしまうかも知れません。
テクニックに走る前に土台をまず固めましょう。
エントリーシートの作成でやることは下記の3ステップだけです。
- 企業(求人)を知る
- 自分を棚卸する
- 自分と企業(求人)の重なる部分(共通点)を伝える
ちょっとした考え方のコツを学んで、まずはスタートラインに立ってください。
今までとは一味違うESが書けるようになります。
1.インターン応募のエントリーシートで伝えることは2つだけ
趣味や志望動機、自己PRなどいろいろ項目はありますが、企業に伝えなければならないことは下記の2つだけです。
- 自分をその企業(求人)に採用すればこんな貢献ができる
- 採用してもらった場合、自分には頑張る理由がある
企業がまず気にするのは、何ができるのかということですが、一生懸命頑張ってもらえるかどうかも重視します。
エントリーシートはこの2つを伝えて、自分を売り込むための広告のようなものだと考えてください。
1-1.勉強したい!は企業にとってメリットではない
「勉強したい!」はあなたがやりたいこと、企業にとってのメリットは特にないですよね。
強いて言えば”勉強熱心なタイプ”と好意的にとってもらえる可能性はありますが、難しいと言わざるを得ません。
特に長期インターンの場合、戦力になってもらうことが大きな目的の1つです。
あなたがやりたいことよりも、あなたが貢献できることが重要です。
1-2.でも、意欲は大切
学生の能力差は正直そこまで大きくない場合が多いです。特に同じ求人に集まる学生の質はほぼ同じという実感です。
そこで合否を分けるのは、やはり意欲、志望度の差になります。
企業が意欲のある学生を採用するメリットは何でしょうか?ちょっと考えてみてください。
能力面でアピールできなければ意欲で勝負するしかないですが、その場合も”意欲あります!”だけでは弱いです。
せめて、”意欲があるので貢献するために一生懸命勉強します、頑張れます”くらいは言える相手視点を持ちましょう!
ES作成ステップ1.企業(求人)を知る
このステップでは、企業(求人)を具体的に詳しく知り、どういった能力、特質が求められるかを明らかにしていきます。
企業(求人)を知る目的は、自分と相手の共通点を探るためです。
求人内容をよく理解していない学生の方がけっこういます。
具体的に分かった!となるまで求人情報、企業情報を調べてください。
具体的にとは、”出社してから退社するまでの1日の流れ”を想像できるところまで考えるということです。
8割くらいは妄想になってしまうかもしれませんが、事前の理解を具体的にしておくことで自分のどの部分を売り込むかが変わってきます。
ステップ1-1.まずは求人をチェック
まずは求人情報に書いてある内容をしっかり読みましょう。
また、インターンの求人を掲載するWEB媒体は複数あります。
自分が見つけた媒体のみでなく、他の媒体もチェックしてみましょう。
具体的にどういった業務を行うかが分かったら、どんな能力、特質がその業務に必要かを考えて書き出してみましょう。
ステップ1-2事業内容をチェック
自社の事業内容を知っているものとしてインターン求人を出している企業もあります。
インターン求人を見ただけではよくわからないという場合でも、企業HPを合わせてチェックしてみると具体的に理解できる場合もあります。
また、企業理念や事業内容をより詳しく知ることで、企業と自分との共通点をより多く見つけることができます。
インターン求人の情報を補足する上で重要な情報源になります。
ステップ2.自分を棚卸する
このステップの目的は、企業(求人)に対して自分のどういったところが売り込めるかを明らかにすることです。
自己分析が中心になりますが、本記事では自己分析についてはそこまで深堀せずにヒントにとどめます。
ステップ2-1.ベスト3法で自分を棚卸する
下記それぞれ自分の人生を振り返って上位3つを全部書き出してみてください。
- 好きなこと
- 嫌いなこと
- 時間を使ってきたこと
- 達成感を感じたとき
- 楽しかったとき
- お金を使ったこと
- 人よりうまくできたこと
おそらく上記に入ってくると思いますが、持っている(勉強中でも)資格、部活(サークル)、大学で学んでいることなども書き出してみてください。
それぞれ、なぜ好きか、嫌いか、うまくいったかなどの理由を深く掘ってみてください。
そうすれば、自分の特質がある程度見えてくると思います。
※自己分析の詳細はまた詳しく書きます
ステップ2-2.なぜその求人に興味を持ったか考える
自分がなぜこの求人に興味を持ったかは志望動機などに直接結びつきますので重要です。
大切なのはとりあえずたくさん書き出して、重要そうな部分に関して深く掘っていくことです。
1つ1つの理由に”なぜ?”を何度も繰り返してみてください。
自分でも考えていなかった理由が出てくるかもしれませんよ。
ステップ3.自分と企業(求人)が重なる点を見つける
ここまででどういう企業(求人)かということと、自分にどんな特質があるかが洗い出せていると思います。
そうなれば、あとは企業(求人)が求めることと自分の特質が重なる部分を抽出していきます。
それこそがエントリーシートで伝えるべきことです。
まとめ
伝えるべきこと
- 自分が貢献できる部分
- 採用したら頑張れることを論理的に伝える
エントリーシートの3ステップ
- 企業(求人)を知る
- 自分を知る
- 企業(求人)と自分の共通点を伝える
”企業にどう貢献できるかという視点を持っているかどうか”が一番重要です。
これは私が学生を企業に推薦するときに行っている手順です。自分一人だけで行うのは難しいかもしれません。
絶対に通りたい選考がある方、何度やっても書類で落とされてしまう方は、インターンエージェントを使うことが一番効果的です。
就活まで使えますので、一度エージェントと一緒に自分を分析しておくといいと思います。
今なら無料相談やっていますので、必要であれば下記の”相談室の佐藤さん”公式LINEやTwitterのDMなどで連絡してみてください。
※いつまで無料で対応できるか分かりませんので、早めがいいかもしれません。