長期インターンの面接 | 受付から面接終了後まで

長期インターンに合格するためには、必ず面接を通る必要があります。
長期インターンの面接はだいたい1~2回程度の場合が多いです。
3回以上の面接が多い就職活動の選考に比べると回数が少ないのですが、ある意味1度か2度の面接で自分をアピールしなければならないので、対策をしっかりしておく必要があります。
長期インターンの面接に合格するために、面接内容を知り、対策しておきましょう。

長期インターンの面接は一発勝負

長期インターンは企業内で活躍してくれる人材を求めている場合がほとんどです。
”自分は活躍できるかどうかわからない”などと思う必要はありません。
そこまで企業は学生に期待しているわけではなく、一言で表すと”必要なだけシフトに入ってくれるか”と”自社のインターンに興味を持って継続して出社してくれるか”の2点が主に企業側が確認したい点です。
ほとんどの場合面接は1回、多くても2回までで選考結果が出ますので、上記2点をしっかり伝えることが必要です。

長期インターンの面接前日の準備

面接回数が少ないため、就活などの面接よりも難易度は低いと考えがちですが、逆に考えれば1発で合否が決まってしまうため、1度の面接を大切にする必要があります。
前日から面接終了後までの流れをしっかり押さえておきましょう。

面接の持ち物

インターン前日に絶対にやるべきことがあります。
まずは下記の持ち物を準備しましょう。

  1. メモ帳と筆記用具
  2. プリントアウトした履歴書(ES)
  3. 面接内容の準備

メモ帳と筆記用具は必須です。
タブレットをメモ代わりに使う方も増えていますが、担当者によっては抵抗がある場合がありますので、アナログな紙のメモ帳とペンがリスクがなくておすすめです。
もちろんタブレットを認めてもらえないような会社で長期インターンしたくない!ということであれば、あえてタブレットとメモ帳にするという戦略もありですが、こだわらないのであれば神のメモ帳とペンが安心だと思います。
メモ帳には訪問先の情報を書いておくようにしてください。
会社に到着してからスマホを開いてチェックするのは、まず社員の方に見られた際にマイナス評価になる可能性があります。
次に万が一ぎりぎりの到着になった場合、スマホを開いているのは遅くなります。
というわけで、メモ帳には訪問する会社の住所、担当者の部署、担当者名を書き込んでおくことを忘れないようにしてください。

履歴書(ES)はプリントアウトしてクリアホルダーに入れていきましょう。
面接が始まった段階でビジネスバッグからすっと出して”履歴書です”と担当者に渡してください。
3つ狙いがあります。
1つは、面接官があなたの履歴書のプリントアウトを忘れていた場合、2つ目はすっとビジネスバッグから履歴書を出すあなたの姿が”仕事できるかも!”と担当者に受け取ってもらえる可能性があることです。
最後の1つは、あなた自身が面接前に自分が提出した履歴書内容を確認することができることです。
担当者は基本的にはあなたから提出された履歴書(ES)をもとに選考を行います。
どういったことを履歴書(ES)に書いたをきちんと把握して面接に向かうことが大切です。

面接時の服装

持っていて、かつこだわりがないのであればスーツ一択です。
カジュアル系の会社にスーツで行ってしまう、フォーマル系の会社にカジュアルで行ってしまう、という2パターンが先方と服装がずれる場合です。
カジュアル系の会社にスーツで行ってしまっても会話でカジュアル感は出せますが、スーツを着ずにフォーマル感を出すのはかなり難しいです。
カジュアルダウンは会話で演出できるが、フォーマルアップはカジュアルな服装ではできないと覚えておいてください。
かなりカジュアルな格好の面接官だったり、スーツをいじられたりする場合は”気合入れてスーツで来ました!”とか言っておけば大丈夫です。
スーツがない!かつ多分カジュアル系の会社の場合は、靴とジャケットと襟付きのシャツである程度フォーマル感を演出すれば何とかなるかもしれません。
まあいずれ就活で必要になるので、この機会に購入しておくことをお勧めしますが…。

長期インターン面接の準備

面接前の準備ですが、次の2つをきちんと伝えられるようにしてください。
1つは、あなたが勤務できる曜日、時間帯です。
意外と勤務できる曜日、時間帯を把握できていない学生は多いですが、企業からすればそこが前提条件になりますので、けっこう重要です。
※企業、インターン内容にもよります。
もう1つは、あなたがこの長期インターンに挑戦したい理由です。
企業側としては、すぐに辞めそうかどうか、いつまで続けてもらえるかどうかが気になる点です。
自分にとってその長期インターンは参加する意義があり、できる限り一生懸命続けて”何か”を得たいということを論理的に納得してもらえる形で話すことができれば、すぐに辞めてしまうこともないし、頑張ってもらえると企業に受け取ってもらえます。

長期インターンの面接で確実に聞かれること

長期インターンの面接で確実に質問されることベスト5を書いておきます。
これは絶対に聞かれます。もし聞かれなかったら連絡ください。
上記に合わせて面接前に最低限この5つの質問には答えられるようにしておいてください。

  • 自己紹介をしてください
    (あなたはどんな人で、採用したらどんな貢献をしてくれますか?)
  • 何曜日に、何時間くらいインターンできますか?
  • いつまでインターンは続けるつもりですか?
  • どうしてこのインターンをやりたいと思ったのですか?
  • 何か聞きたいことはありますか?

他にも質問のバリエーションはありますが、基本的には上記の5つくらいが企業として確認したい点です。
いずれ就活でもやらなければならないので、もし余裕があれば自己分析をやっておいてもいいと思います。
簡単な自己分析については次々回くらいに書きますので、そちらも確認してみてください。

インターン当日の流れ

長期インターン面接時の訪問

15分前くらいには建物に到着するようにしてください。
インターン先によっては、大きいビルに入っていて相互受付に訪問者が並んでいたり、なかなかエレベーターの位置がわからなかったり、慣れない受付の時間がかかったり、不測の事態はけっこうあります。
だいたい受付は3種類と考えておくといいと思います。

  • 受付の人がいる
  • 受付に電話が置いてある
  • 受付にタブレットが置いてある

やっかいなのはタブレットのパターンです。
担当部署、担当者名、訪問者名等タッチパネルで入力する必要がありますので、時間がかかります。
いずれの場合も、5~10分前くらいにはエレベーターでフロアまで上がって、5~3分前くらいに呼び出すのがおすすめです。
5分以上早く呼び出すのはマナー違反です。13時の約束に12時45分とかに訪問されたらいやですよね。
できるだけ相手の気持ちを考えるといろいろうまくいきます。
面接の部屋へ案内されて面接担当者を待つパターンと、面接担当者が部屋へ案内してそのまま面接が始まるパターンがあります。
どちらも面接担当者に着席をすすめられてから座ることをおすすめします。
面接担当者を待つパターンでも、できれば立って待っているといいかもしれません。
相手によっては真面目な印象を感じてもらえることと、担当者が部屋に入ってきたときのあいさつ、名刺交換などの際に座ったままでは失礼なので結局立つのですが、最初から立っているほうがスムーズになりやすいためです。

長期インターンの面接

長期インターンの面接時間はだいたい30分程度から1時間くらいです。
大切なことは笑顔です!といいたいところですが、一番大切なのは”会話”をすることです。
きちんと相手の質問を聞いて答えを返しましょう。
これは就活の面接でも同じですが、準備してきた話を使いたくて相手の質問から少しずれた回答をしてしまう学生は多いですので、会話のキャッチボールを意識するようにしてください。
また、話しに集中してしまうと姿勢が崩れてしまう人が多いので、注意しましょう。
足を組んでしまう、椅子にだらしなく腰かけてしまう、ほおづえを突くが3大無意識に崩れるNG姿勢なので、注意しましょう。
もちろん笑顔も大切です。

インターン面接後やること

インターン面接後は名刺をいただいていれば、お礼のメールを送りましょう。

  • 時間を割いてくれたことへのお礼
  • 面接の中でより志望度が高まった点
  • 頑張りますのでよろしくお願いいたします

面接の方は自分の他の仕事もある中で、あなたのために時間を使って面接してくれています。
感謝をきちんと伝えましょう。
意外と相手の時間を使っているという意識の低い学生は多いので、加点ポイントになるかもしれません。
また、話を聞いてよりこのインターンに参加して貢献したくなったという点もしっかり伝えてください。
面接担当者との面接の中で出てきた話の内容を書けると素晴らしいです。
最後に採用してもらえれば頑張ります!としっかり伝えておくといいです。

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