就活には正解がない、だからこそ自分なりの基準を持つのが重要

全ての企業に最適な答えはない

就活を進めていく中で、結局何を言うのが正解なの?どうすれば選考通るの?って思ったことありますよね。「全ての企業に最適な答え」を探すとたぶん就活上手くいかないです。ないものを追い求めて迷子になってる人、いますよね。

そういうわけで、企業に合わせるのは重要だけど、そこに自分の志向をちゃんと入れていくことで、答えのない問いから逃れられるというお話です。重要なことは、「自分×企業」で考えて何を伝えるかを決定、自己採点の基準は「伝えたいことがどれだけ伝わったか」です。

結局どうすれば選考通るの?を考えなくてよくなる

読んで少しだけ意識と認識を変えることで、あなたは、「どうすれば面接官の気に入る回答ができるんだろう?」という答えのない問いから逃れられます。カラ元気を振り絞ればいいのか、賢そうにロジカルに話せばいいのか、情熱?を伝えればいいのか、どこが悪かったのか、運なのか実力なのか、マッチングなのか、もう面接のたびに悩むことがなくなるかもしれません。

狙いを持ち、その通り伝えられたかどうかだけ考えればブレずに済む

一言で言うと、どうすれば気に入られるか(選考突破できるか)ではなく、自分が伝えたいことは何か、にフォーカスすると悩まずに済むよということです。

元気な人を採用したい企業もあれば、落ち着いた人を採用したい企業もあります。
自分はどの個性でどのようにその企業で活躍しようと考えているか、「自分のPRポイントがきちんと伝わったか」を採点基準にして自分なりに採点することでブレないESや面接になります。

どの企業にも採用されるスキルはない

この企業に採用されるために何を伝えればいいのか、ではなく、自分の目指す働き方ができる企業に採用されるために何を伝えればいいのかを追求することが重要です。
選考基準は企業によって違うし、定性的なモノだという前提の上で、意識することは三つ。

①企業研究を通して、“自分が”その企業でどう活躍できる(したい)かを考えて伝える
②その企業で活かしたい自分の特性に絞って伝えることで入社後の配属をコントロールする
③自分がどう働きたいかを伝えることでマッチング精度が上がる

ポイントは自分×企業

過去ESなどに引っ張られて自分不在の自己PRやガクチカ、志望動機を披露してしまうケースが非常に多いです。「その企業に受かりやすい誰か」の話を心を込めて話す演技力がないなら、止めておきましょう。目的が内定を取ることだけだとしても逆に取りにくくなると思います。インターネットに転がっている答えではなくて、企業が聞きたいのはあなた自身の話ではないでしょうか。

あなたがその企業でやりたいことや発揮したい能力によって伝えるべきことは変わる

また、あなた自身の話をしないとミスマッチが起こる可能性が高いと考えています。その企業であなたがやりたいことができないのであれば、そもそも選考を突破する必要性がないですよね。パクってるそのESや面接での受け答え、本当にあなた自身の志向を反映できているでしょうか?

一例なのですが、例えばあなたに営業力と企画力があったとして、どちらをアピールすべきでしょうか。これは、あなたがその企業でどんな業務に携わりたいかによって変わると思います。企画職を目指すのであれば、営業力を推すのはリスキーですし、逆もそうです。

「その企業で何をやりたいか」、によって、あなたの「どこを推すか」は変化するはずです。

適切に落としてもらうことは適当に通るよりも大事

「全ての企業の内定を取れる就活スキル」があったとして、これって、めちゃくちゃリスキーだと思うんですよね。自分だけの判断で自分にマッチする企業を選ぶことって簡単じゃないから。

そう考えると、マッチしない会社の選考に適切に落としてもらうスキルが重要。じゃあどうするか、どこかで見つけた正解じゃなくて、自分×企業を意識して、ちゃんと「“自分自身”が、“選考先企業”でどう活躍したいと考えているか」をしっかり伝えることにフォーカスするべきだと思います。

ググるな。答えの半分は自分の中にある

結論としては、「“自分”が、“選考先企業”でどう活躍できるか&したいか」をもっときっちり考えて準備して、それを伝えられたかどうかを自分なりの採点基準にすることが重要だということです。

答えの半分、「自分がどうしたいか」はGoogle先生に聞いても分かりません。自分と一生懸命対話してみてください。

もう半分はGoogle先生や社員訪問ですね。どんな事業をやっているか、実業務はどんなことをやっているか、できるだけ次数の高い情報(現場に近い情報)を集めましょう。

自分がその事業や業務で何をやりたいか、どう貢献するかをしっかり考える、どう伝えるか考える、伝わったかどうか検証する、という流れです。

もう答えのない問いかけはやめよう

「伝えたいことは伝わったか?」という自分なりの基準をもつことで、「選考突破の答えは何だ?」という答えのない問いに悩まされることがなくなります。

自分×企業を意識することで、あなた自身にマッチした企業の選考は通りやすくなり、マッチしない企業の選考は適切に落としてもらうことができるようになってきます。

まずはここから!!

企業研究や業界研究、ES&面接対策など、どんなときでも「自分の心が動く瞬間」に敏感になって「自分が気になる部分」をメモしまくってみてください。特に社員訪問や説明会などでは、きっちりメモを取っておくこと。

そのメモを見直すことでオリジナリティの高い「あなた×企業」の志望動機や自己PRを作る第一歩になります!!

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