就活の失敗パターン1「やり直し就活」に陥らないために | キャリ窓式就活

今日持って帰って欲しい言葉は、「最初に絞らず、広く始めて徐々に絞る。」です。

「やり直し就活」とは?

就活の失敗パターンの一つに、「やり直し就活」があります。
これは、就活を進めていく中で絞っていた志望を変更することになり、エントリーや業界研究、社員訪問などが全てやり直しになるパターンです。
主に、3月の本格解禁時、本格解禁からしばらくたっての6月あたりに絞っていた志望業界を切り替える就活生がかなり多い印象です。

やり直し就活の原因

業界研究が進んだり、面接受けたりするうちに自己分析的なことも一緒に進んで、「あ、やっぱ違う…。」ってなってしまうのが主な原因です。
よく就活生から聞く話で言うと、求職者に寄り添いたくて人材紹介業に絞っていたのに、実はクライアントは企業で、けっこう営業力を求められていることに気付くなどですかね。
就活を進めて面接などで情報が増えて自分が思っていた仕事とかなり乖離していることに気づく、みたいなパターンが多いです。
他業界も見ていればそちらに注力すればいいのですが、少ない業界に絞ってしまっていて0スタートになることが多い印象です。
「この業界は違う」という情報のみを抱えて途方に暮れる就活生が毎年たくさん生まれてしまうんですよね。

問題点は「早い時期に志望を絞る事」

問題点は一つだけ。「早い時期に志望を絞る」ことです。
自己分析、それから業界を絞って、絞った業界の業界研究。これが一般的だと言われている就活の流れですよね。これって、もともと無理な話だと思うのです。
なぜなら、一番大切な志望を絞るタイミングが就活初期に設定されてますよね。

そもそも就活初期に志望を絞れるわけがない

そもそも就活初期というのは、今まで「シゴト」について何も考えたことのなかった学生の皆さんが初めて仕事に触れる時。
そんな時に決めた志望が当たってるわけないんですよ。
もし、最後まで絞った志望が変わらなければ、それはとてつもなく運が良かったか、会社を選ぶ能力がめちゃくちゃ高かったか、決めた志望を変える勇気がなかったかだと思うのです。

徐々に絞ることでリスクヘッジにもなり、精度も上がる

そう考えると大切なのは、「最初に絞らず、広く始めて徐々に絞る事」
そうすることで「シゴト」への知識がついた段階での志望になり、ぎりぎりで全く知識のない業界へ切り替えるというリスクを負わずに済みます。

選社精度の高い選択になり、もしも外れていたとしてもある程度他業界への知識もある状態での志望変更になるので、時間切れを防ぐことができるということです。
当然説明会参加やインターン参加なども間に合いやすいということになります。

最初に絞らず、広く始めて徐々に絞る。
就活始める前に意識できるとリスクヘッジになりますよ!

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