長期インターン | メモ術で学びを加速しよう!【相談室の佐藤さん⑦】

ついに憧れの人事職で長期インターンが決まった井崎さん。インターン相談所の佐藤さんのところに挨拶に来ています。

井崎さん

来月からようやくインターンできます!本当にありがとうございます

佐藤さん

憧れの人事、それも実務ができる長期インターンですからね

井崎さん

わくわくしますねー!それで、佐藤さんにお聞きしたかったんですけど、長期インターンがスタートする前に身につけたほうがいいスキルとか、覚えておくこととかってありますか?

佐藤さん

インターン生であろうと正社員であろうと新人がすることはたった一つ、教わったことを整理して覚えて、2度目からは一人でできるようにすること。そのために一番必要なのはメモを取って活用する技術なの

インターンに行く前に身につけるべきメモスキルを伝授します!

POINT

  • 新人の仕事は教わったことを2度目から自分だけでできるようになること
  • 教わったこと、疑問に思ったことを3秒以内に書き出せるようにする
  • まとめノートを作り、先輩に確認してもらう
  • 長期インターン生では学ぶためのメモスキルが必須

    佐藤さん

    特に長期インターンに来る学生に企業が何を求めているかはわかる?

    井崎さん

    そうですね。やっぱり戦力として貢献することですか?

    佐藤さん

    その通り!付け加えるなら、戦力になる前に企業にできるだけ手間をかけないことが大切ね。企業がインターン生にかける手間では、教育コストが一番大きいわ。だから自分で学べる学生は企業としてはすごく助かるの

    井崎さん

    なるほど。できるだけ先輩に手間をかけさせずに学ぶことが重要なんですね

    佐藤さん

    その通りよ。自分で学ぶ一番の早道が、メモスキルを上げることなの

  • 企業の手間は教育コストが最も大きい
  • メモスキルをあげて学ぶことで自分にかかる教育コストを減らそう!
  • 仕事を学ぶメモ術の大まかな流れ

    佐藤さん

    メモの大まかな流れはこうよ

    1. 常にメモを携帯して、教わったこと、疑問に思ったことを書いていく
    2. 疑問に思ったことをタイミングよく確認していく
    3. 理解したことを体系的にまとめノートにまとめていく
    4. トレーナー(教えてくれる人)にまとめノートを見せて確認してもらう

    長期インターンでもまとめノートは必須

    井崎さん

    テスト勉強みたいですね!でもメモも取って、まとめノートも作ると二度手間な気がします。メモを取るときにちゃんとまとめておけばいいんじゃないですか?

    佐藤さん

    その通りよ。だけどほとんどの先輩は教えるのが下手で体系立てて説明することができないの。まとまっていない情報を断片的に投げてくる感じね。あと、ゆっくりとメモを取っている余裕もないの。だから、断片的に伝えられたことを必死で全部メモして、後で組み立てなおす必要があるってわけ

    井崎さん

    うわあ。たいへんなんですね

    佐藤さん

    そうね。本当は教えるのも教わるのも双方にとって大切な仕事なんだけど、教える側はあんまりそれを理解していないことが多いわ。状況を変えるよりも自分が状況に合わせて変わることのほうが簡単よね。

    井崎さん

    なるほど。この場合は自分がうまく教われるようになるしかないということですね

    佐藤さん

    その通り!

  • 先輩は先生じゃないので教えるのが下手、うまく学ぶ必要がある
  • 体系的にメモを取れるような説明はしてくれないので、まとめノートを別で作ることは必須
  • 改めてまとめることで新たな理解や、疑問の発見にも役立つ
  • 疑問質問をメモしておくことが重要

    井崎さん

    もう一つ質問があって…。教わったことと同時に疑問点や質問もメモしていくってことでしたよね。その場ですぐ確認しちゃいけないんですか?

    佐藤さん

    もちろん疑問の解消は早いほうがいいのよ。だけど、説明の途中で質問をするのは難しいわよね。説明を最後まで聞けばわかることだったら先輩の時間の無駄だし、説明を途中で遮ることになるわ。すぐ質問できる場面だけとは限らないわよね

    井崎さん

    確かに!なんか最後まで聞いてればわかるかもって思って流してしまうこと、けっこうあるかもです

    佐藤さん

    そうよね。そして結局その疑問って最後まで聞いてるうちに忘れちゃったりするの。会社説明会とかでもそうね。だから、その場で聞けない疑問、質問はメモに書き込むのが重要なの

    佐藤さん

    ”疑問、質問は普通のメモとは違う色で書く”という裏技も覚えておくといいわ。質問するときは相手の時間を奪うでしょう。できるだけ少ない時間で、しかも漏れなく質問できるといいわね。先輩もあなたの質問は簡潔で無駄がないと分かれば、先輩もあなたの質問にちゃんと対応してくれるようになるわ。あなたも質問しやすくなるわよね。あなたは先輩の時間を奪うために働くんじゃなくて、先輩の助けになるために働くんだからね

    井崎さん

    なるほど。そういうことだったんですね。先輩の時間を奪うのでなく作るために働く!という考え方もちゃんと意識するようにします

    佐藤さん

    その通り!それが教わる技術の一番大切な考え方だから、絶対に覚えておいてね!

  • すぐ質問できる場面ばかりとは限らないから、忘れないようにちゃんと色を変えて書いておく
  • 説明の腰を折らないようにメモしておき、説明後等にまとめて簡潔に質問するのが効率がいい
  • 先輩の時間をできるだけ奪わないことが重要!先輩を助けるために働くのだ!
  • まとめノートをトレーナー(教えてくれる人)に見せて確認してもらう

    井崎さん

    これはもう分かりますよ!もし間違えて覚えていたらたいへんだから、確認してもらうってことですよね!

    佐藤さん

    その通りよ!さすがね。詳しく言うと、自分の理解度を確認してもらうことが教えてもらう上でとても重要なのね。でも、社員の方は本当に忙しいの。数日に1回やってくるだけのあなたの理解度なんてほとんどの社会人は把握できないわ。

    井崎さん

    なるほど!教わることだけじゃなくて、いつでも相手のことを考えて行動することが大切なんですね。まとめノートを見せることが一番早いですもんね

    佐藤さん

    そう、それが一番早く、正確にあなたの理解度を伝えられる手段なの。まとめノートを作っていく中で新たに出てきた質問なんかもその時に確認すると100点満点ね。

  • まとめノートを作ったらトレーナーに確認してもらって自分の理解度を伝える
  • 早め早めに理解度を伝えることで、教えてもらいやすくなる
  • まとめノートを作っていく中で出てきた質問も同時にすると効率がいい
  • メモは教わるための最大の武器、活かしていこう!

    • メモの手順
      1. 常にメモを携帯して、教わったこと、疑問に思ったことを書いていく
      2. 疑問に思ったことをタイミングよく確認していく
      3. 理解したことを体系的にまとめノートにまとめていく
      4. トレーナー(教えてくれる人)にまとめノートを見せて確認してもらう
    • 体系的に説明してくれる先輩は少ない。とにかくメモして後でまとめる
    • すぐ質問できる場面ばかりとは限らないので、忘れないように色を変えてメモしておく
    • 社会人は忙しい。自分から動いて理解度を伝えると勘違いもなくなるし効率がいい
    井崎さん

    佐藤さんに教わったメモスキルを武器に、学びまくってインターン先で戦力として役に立ってきます!

    佐藤さん

    楽しみにしてるわよ!頑張ってね!

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