エントリーシート(ES)は狙いが全て。そのES、狙いはありますか?

エントリーシート(ES)とは、就活のときに学生が企業に提出する応募書類です。
企業との最初の接点であり選考の第一段階です。
自分をアピールするのはもちろんですが、数回の面接を通して参考資料として使われる場合がほとんどですので、面接でも効果を発揮するように作る必要があります。

エントリーシート(ES)はその後の選考全体にかかわる

エントリーシート(ES)を作成する際に就活生がよくやってしまう間違いは、”面接のことを考えずにエントリーシート(ES)を作ってしまう”ことです。
エントリーシート(ES)は書類選考だけで使われるわけではありません。
数回の面接を通して参考資料として常に面接官の手元にあると考えてください。
エントリーシートに書かれていることを中心に質問する場合も多いですし、そうでない場合もあなたの返答とエントリーシート(ES)の内容を比較することは明らかです。
”エントリーシート(ES)はその後の選考全体を通して戦略的に作成する必要がある”ということを肝に銘じてください。

戦略的なエントリーシート(ES)の書き方4つの基本

あなたの魅力を余すところなく伝え、その後の面接にも有利になるエントリーシート(ES)を書くために、どういったことに気を付ければいいのでしょうか?
採用担当者に伝わるエントリーシート(ES)の書き方の基本ポイントを解説します。

その企業であなたが活躍している姿を伝えよう

当たり前過ぎて意外と見落としがちなのですが、企業はあなたのスキルアップや収入のために従業員を採用するわけではありません。
企業は自社の成長のために従業員を雇うということをまず認識したうえで、”自分を採用してくれたら企業に貢献できる”ということをエントリーシートでは書くようにしてください。
あなたを採用し、入社した後にその企業で活躍しているあなたがイメージできる、そんなエントリーシート(ES)が理想です。

強みポイントの狙いを絞る

伝えたいポイントを絞ることも重要です。
ボランティアや海外留学、サークル活動など、いろいろな活動を盛り込み過ぎてそれぞれが浅くなってしまうことが多くあります。
特に学生時代に頑張っていろいろな経験をしてきた人に限って陥りやすいパターンですので、もったいないです。
今までやってきたこと全てをアピールしたい気持ちはわかりますが、伝えたいことがぼやけてしまって逆にあなたの魅力が伝わりづらくなります。
企業研究をして、その企業に評価されそうなネタを中心にエントリーシート(ES)を組み立てるとグッドです。

また、エントリーシート(ES)は志望動機、自己PR、趣味等いくつか項目がありますが、全ての項目が自分が狙う強みポイント、企業へのアピールポイントにつながるように組み立てるのが理想です。
各項目がつながるエントリーシート(ES)を目指してください。

エントリーシートは具体的なエピソードが勝負

エントリーシート(ES)で重要なのは具体的なエピソードです。
エピソードは簡単に言うとあなたが主張したい強みポイント(私を雇えばこういう強みで貢献できます)を証明してくれるものです。
企業であなたが活躍している姿を採用担当者がイメージできるように、あなたが主張する強みポイントに「確かにこんな経験があれば強みだね!」と納得してくれるように、具体的に書きましょう。

結論(主張)・証明(エピソード)・結論の順で簡潔に書く

エントリーシート(ES)は簡潔に読みやすく書くことが重要です。
あなたにとっては1つのエントリーシートですが、採用担当者にとってはたくさんのエントリーシートの中の1つです。
いろいろ文章のテクニックはありますが、まずは”結論(主張)・証明(エピソード)・結論”の順番で書くようにしましょう。
結論を先に示すことで、その後採用担当者がストレスなくあなたの文章を読むことができます。
結論の次はその結論の証明です。あなたが主張する結論を採用担当者が納得できるようなエピソードを簡潔に分かりやすく書きます。
分かりやすいかどうかということに関しては、書いた本人以外の人に読んでもらうと正しく判断できます。
自分のことを自分で書いているので、多少読みにくくても本人では気づけない可能性が高いです。
就活が本格的に始まる前に自分のESを読んで確認してくれる人を確保しておきましょう。

エントリーシートの書き方まとめ

ここにタイトル

エントリーシート(ES)はその後の選考全体にかかわる
面接で効果を発揮するエントリーシートを意識しよう!

  1. その企業であなたが活躍している姿を伝える
    ※どう利益を生む貢献ができるか
  2. 強みポイントの狙いを絞る
    ※絞る&一貫性を持たせることでキャラを伝える
  3. エントリーシートは具体的なエピソードが勝負
    ※強みとして伝えた内容の証明がエピソード
    ※エピソードで伝えた内容に納得できるようにしよう
  4. 結論(主張)・証明(エピソード)・結論の順で簡潔に書く
    ※分かりやすい書き方で能力をアピールしよう!
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