学生気分ってどういうこと?遅刻してはいけない理由【相談室の佐藤さん⑬】

憧れの人事インターンをしている井崎さん。
今日は学校の近くのインターン相談室にやってきました。

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井崎さん

よく学生気分っていうじゃないですか。具体的にどういったときに感じるか教えてもらっていいですか?最近人事の先輩が学生気分の子は難しいって言ってるの聞いて気になって…

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佐藤さん

よく言われるのは当日キャンセルと遅刻、欠勤の時の態度ね。駄目ってことを知らない学生はいないと思うの。どうして駄目なのか、どのくらい駄目なのかを理解していないから繰り返しちゃうのよね。大学休むのと仕事を休むのは決定的に違うことがあるの

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井崎さん

確かに大学休むのと仕事休むのは何か違う気がします!でも、何が違うのかと言われると…

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佐藤さん

そうね。ちょっと考えてみましょう。大学の講義に遅刻、欠席するのと、会社やアルバイト先に遅刻、欠勤するので決定的に違うこと、それは何でしょう?

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井崎さん

うーん…学校と仕事は違うから…では答えになってないですもんね…

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佐藤さん

そうね。答えになってないわね(笑)

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佐藤さん

関係性を義務と権利で分けると分かりやすいかもしれないわね。義務はしなければならないこと、権利はやってもいいこと、と考えてみて。学校に対してあなたがしなければならないことは授業料を支払うこと、この義務を果たすとその学校で授業を受けてもいいということになるわね

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井崎さん

そうですね。両親が払ってくれているので自分ではあまり考えたことありませんでしたけど…授業を受けることは学校と私の関係においては義務じゃないってことですよね

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佐藤さん

その通り!あなたが授業を受けようが遅刻しようが学校は困らないわよね。学校が困るのは、あなたが授業料を支払うという義務を怠った時よ。ちなみに仕事、というか企業とあなたの関係ではどうかしら?

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井崎さん

仕事は、えーと会社の義務はちゃんとお給料を払うことですよね。で、私の義務は…。あっそうか。私の義務はちゃんと働くことだ

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佐藤さん

そうね。仕事に遅刻しない、ちゃんと仕事するというのは、義務なの。だから仕事に遅刻するということは、しなければならないことができていないということなの。授業に遅刻する場合のやってもいいけどやらなかった、という状況とは全く違うわけね

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井崎さん

授業への遅刻はやってもいいことをやらなかっただけ、仕事への遅刻はやらなきゃならないことをやらなかったということですね!

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佐藤さん

そういうことね。だから授業をさぼる感覚で欠勤したり、遅刻したりするとまだ学生気分だと思ってしまうの。もちろんあってはならないことだけれど、急な欠勤や遅刻はしょうがない場合もあるわ。そんな時でも、義務を怠ったという気持ちがあるかないかで謝り方も変わってくると思うの。授業をさぼるような感覚で謝っても見透かされるわ

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井崎さん

確かに高校の先生に遅刻を謝る感じで謝っちゃってるかもしれないです…義務を怠ったということを自覚してきちんと謝罪することが大切なんですね!

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佐藤さん

そうね。特に時間を守るということに特殊能力は必要ないでしょう。やればできることなわけ。それができない場合のマイナス点が大きいのは当たり前の話よね

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井崎さん

確かにそうですね!気を付けるようにします

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佐藤さん

そうね。それから、学校も仕事も遅刻欠席はないほうがいいわ。学校とあなたの関係において授業に出るのは義務じゃないけど、あなたとご両親もしくは授業料を払ってくれてる方との関係においては、授業に出るのは義務よ

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井崎さん

その通りですね…授業もインターンも就活もしっかりやります

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佐藤さん

それがいいわね!特に大学3年生以降は就活や単位の問題でもっと計画性が必要になるから、今のうちに練習と思って計画的に動く癖をつけておくといいわね

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