長期インターンが何かはわかった。お金を稼ぎながら”仕事”の経験ができるのは確かにいい気がする!
でも、本当に長期インターンは就活に役立つのかまだ疑問、という方にお勧めです。
長期インターンで実際の仕事に触れられることは、特に就職活動にかなり大きなメリットがあります。
- そもそもどういった業界、職種を志望するかを考える機会になる
- 実際の業務につながるアピールエピソードが作れる
- 会社の雰囲気をつかみやすくなる
- 社会人の基礎マナーを学べる
長期インターンの就活への活かし方を解説します。
長期インターンは就活の全ての要素を満たしている
下記の記事でも触れましたが、長期インターンでは”本当の仕事”に触れることができます。
短期インターンはどうしても採用目的になってしまうので、実際に会社に入ったときに行う業務をやることはほとんどありません。
一方、長期インターンでは、期間も時間も長くとれますので、実際に企業が実際に従業員にやってほしい仕事を任せてもらえます。
http://madocareer.com/whats-long-intern/
就活は余計なことを全て削り取ると下記の3つのことを行うと言えます。
- 志望を固める(応募する企業を決める)
- 入社試験に通る(内定を取る)
- 内定取った中から入社する企業を決める
長期インターンの経験はそれぞれの段階で効果的に働きます。
志望を固める
就活の最終的なゴールは”内定”ではなく、”自分に向いている会社の内定を取って入社すること”です。
その点、長期インターンで実際の仕事に触れることで、自分が実は何に向いているのかを考える機会が作れます。
最初の志望を固める部分で自分の得意なこと、やっていて楽しいことなどを具体的に考える必要がありますが、このステップが上手くいかないと、ちゃんとした志望動機が作れない、3月までこれが軸!って思ってやっていた軸がブレるなどの理由で就活楽しくないし内定も取れないという状況に陥ります。
向いていないこと、好きでないことに挑戦しても企業の人事は見抜きます。
あなたが器用で、就活ゲームに向いていた場合、逆に見抜かれないこともあるかもしれません。
その場合はもっと大変になります。向いていない仕事に就いてしまうと大変ですよ。
内定取るためのエピソード作り
長期インターンでは実際の仕事を行うので、実際の仕事につながるエピソードが作れます。
企業は採用面接で”ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)”などを中心に、いろいろ質問しますね。
では、何のために質問するのでしょうか?
面接担当者は、あなたが入社した時に会社で活躍できるかどうか、”仕事”で貢献できるかどうかを確かめているのです。
ならば当然サークルで出した結果よりも、実際の”仕事”で出した結果、エピソードのほうがアピールしやすいですよね。
入社する企業を決める
就職活動では面接が進むにつれて人事、一般社員、役員、時には社長とその会社のいろいろな立場の方とお話しすることになります。
新卒採用時に経歴を盛るのは実は学生だけでなく、企業も行っていることです。
その時にいかに企業の本質を見極めるかは、それまでに培ったあなたの経験に他なりません。
実際に企業に入って働く経験を積むことで、判断基準があなたの中にできます。
本質を見極める力は一度も企業に入って働いたことのない就活生と比べればかなり差がついているはずです。
長期インターンが役立つ点
長期インターンで学べるスキル、就活に生かせる点はまだまだあります。
社会人の基礎マナーを学べる
あなたは間違いなく名刺交換できますか?
もらった名刺はどうすればいいでしょうか?
言葉遣いは自信ありますか?敬語は完璧でしょうか?
私の個人的な感覚としては、そんなことは入社してから教えればいいことで、採用面接でだめだったからといって落とす理由にはならないと思います。
しかし、”印象”という観点から言うと、当たり前のことを当たり前に行えることは大きな加点ポイントになります。
敬語というスキルが不足しているだけで、人間性まで不足していると思われることはよくあります。
また、本で勉強したとか、一夜漬けのスキルは相手に不自然に映ることもあります。
知識は使ってやっと”身につく”のです。
そういった細かいスキルが実際の仕事を通して身につけられるのは、長期インターンの一番のメリットかもしれません。
お金を稼ぎながら”仕事”という経験が得られる
私は貧乏学生だったので、いろいろな活動をしたいと思いながらお金のためにしょうがなくアルバイトに時間を使っていました。
田舎の大学だったので有給インターンと言う言葉すら知らずにただ消耗していました。
その点、長期インターンでは、お金と経験という大切なことを両立することができます。
特にインターン案件がたくさんある都会の学生なら、お金と経験、この二つの重要なことを両立できる手段を見逃す手はないと思いますよ。
新入社員として入社した際の動き方を学べる
社会人としての第一歩を間違うとその会社ではずっと芽が出ないということがけっこうあります。
正直新卒社員の能力差はそこまで大きくないです。じゃあ何でスタートダッシュで差がつくか。それは、ちょっとしたコツを知っていることや、慣れていること。企業での立ち回りを経験していることでかなりの差をつけることができます。0か1課の勝負です。1度も「新入社員経験がない」人と、長期インターンで一度練習した経験があるあなたではかなりの差が出ます。入社後効いてくるんですよ。
就活を乗り切るだけでなくその後にも役立つ経験を得られる、と考えると長期インターンはありありのありです!!笑
長期インターンの特徴とメリットまとめ
- 就活の時に役立つ
- そもそもどういった業界、職種を志望するかを考える機会になる
- 実際の業務につながるアピールエピソードが作れる
- 社会人の基礎マナーを学べる
- お金を稼ぎながら”仕事”という経験が得られる
- 新入社員として入社した際の動き方を学べる