結局面接官が聞いてることは3つだけ | 「質問」というチャンスを逃さない方法

面接のこの質問なに??

最近気になるニュースは何ですか?
身に付けたいと思っているけどできていないことは何ですか?
挫折経験を教えてください。
最近ハマっていることはなんですか?

「それ聞いて何を知りたいの?」って思う場面って多いですよね。

雑談で終わった、とか、何答えればいいか分からない質問が多くて反応も悪かった、みたいなことを就活生からよく相談されます。

録音を聞けば、雑談でもなければ何答えればいいかも明確な質問がけっこう多いです。
数か月考えて何とか対策を思いつきましたのでシェアしていきます!

面接に雑談はない

雑談を「意図のない話」と考えると、採用選考の場に雑談は基本的にはないと考えてください。

例えば一時間の面接、相手は二人。これ、まあまあコストかかってるんですよね。

場所代、面接官の時給。もろもろ考えると少なくとも5000円程度はかかっているんです。大学生と雑談するために5000円払いませんよね?

じゃあこの5000円は何にかけているのか、もちろん、採用活用です。
雑談はない、ちゃんと採用するためにコストをかけている、ということをまず理解してください。

だから、全ての質問には、あなたを採用するにあたって確認したい何かが必ず含まれているんです。

2ステップで面接の回答精度が一気に上がる

質問されたら、
➀何を確認したい質問なのかをまず考える
➁それに合わせた回答を行う

それだけです。

何を確認したい質問なのか、それが分かれば苦労しないよ…って思いましたよね?
分かるんです!

就活に限らずだと思うのですが、コミュニケーションの基本は、状況×言葉

「趣味は何ですか?」
という質問でも、お見合いの場なのか、面接の場なのか、サークルの自己紹介なのかで答えは変わるはずですよね。

就活の面接で面接官が聞きたいことは3つだけです。

結局就活で相手が知りたいことは3つだけ

全ての質問は下記の三つのどれかを確かめるためです。

  1. 志望度(内定承諾確度)
    なんでうちに入社したい?内定出したら入社してくれる?
  2. 貢献可能性
    うちに入社したらどう貢献してくれる?数年くらいのプランは教えて!
  3. マッチング
    社風になじめそう?なじめずにすぐ辞めたり、なじめなかったりしない?

冷静に考えると、「働いてくれる人」を採用する仕事なので上記3点以外は基本的には興味がないはずなんですよね。
採用選考であるという状況を考えると、ほぼすべての質問は上記3つのどれかを確かめたいと考えても問題ないかなと思います。
※アイスブレイクのための意味のあまりない質問、というのはたまにありますが

面接での質問されたら、まずこの三つのどれを確認する意図の質問なのかを考えてみてください。
その上で答える。

面接準備も同じ

三つについて自分がどう考えているかを整理する。
その上でそれぞれの根拠となる経験や想い、自分の特性をきちんと整理する。
あとは質問に合わせて伝えるだけです。

「面接で聞かれそうな質問100」とか必死でやる前に

真面目な就活生だと、「面接で聞かれそうな質問100」とか必死でやるんですけど、その前にそれぞれの質問にどんな意図、確認したいことがあるか想像することが先かなと思います。また、必死でやってしまうと頭が”思い出す”方向にいってしまって、ちゃんとその場で考えられないという弊害もあるように感じます。

その質問、
相手が何を聞きたいのか、自分が何を伝えたいのかをちゃんと考えて、つたないながらも正確なコミュニケーションが取れるように意識してみてください。
※正確なコミュニケーション=相手が聞きたいことと自分の答えが合っている

面接の2ステップを改めておさらい

就活面接で聞かれてることは三つだけ。
質問してもらったら、その三つのどれを確認しようとしているかまず考える。
それから答える。

意外と効果的ですよ。
まずは面接練習などでお試しあれ。

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