就活ノートで効率アップ!サイズから書くタイミングまで

就職活動の最初に作るべきなのは就活ノートです。
就職活動では、説明会等で企業の情報を集め、整理していくことがかなり重要です。
就活ノートを作らずに会社説明会に参加するだけの就活生と、最初からちゃんと就活ノートで情報収集、整理を行っている就活生では、あとあとES作成、面接で大きな差が出ます。
就活を始めたばかりの人はまずノートを準備しましょう!
どんなノートが使い易いの?いったいどんなことを書けばいいの?という疑問に答えます!

就活ノートを作る理由

就活ノートには2つの情報をまとめて整理していきます。

まず企業の情報収集と情報整理です。
就活を始めたばかりのタイミングではわからないかもしれませんが、説明会が解禁されると膨大な情報を整理する必要が出てきます。
情報は集めるだけでは使えるようにならないので、きちんと整理しておく必要があります。
会社説明会で集めて整理するべき情報は、”のちのちES、面接で使える情報を使える形でストックすること”です。

次に自分が感じたことを整理していきます。対自分の情報収集だといってもいいかもしれません。
自己分析は就活において非常に重要です。
自分のことはわかっているようでわかっていないことが多いですし、また、”自分はこういう人間だ”と思っていても意外とそうでもなかったりします。
就活における自己分析は対仕事で自分がどんな考えを持っていて、どういう仕事に興味を感じるか、仕事とどんな姿勢で向き合うかを分析する作業です。
当然”仕事”にかかわるときが一番自分の仕事に関する姿勢が見える瞬間です。
就活生のあなたが”仕事”とかかわる瞬間、それは会社説明会などの就活イベントの時です。
企業に対する情報収集とともに、自分に対する情報収集もタイミングよく行っていきましょう。

就活ノートにおすすめの道具

就活ノートのサイズはA5がおすすめ

じゃまにならない大きさで、かつ情報をまとめやすい大きさがA5です。
会社説明会やセミナーでは、テーブルがない状態で手で持ってメモをする場合も多くあります。
テーブルがあったとしても自分が使える範囲が小さかったりするので、よく勉強で使うB5ノートだと少し大きく、使いづらい場合が多いです。
逆にA5未満の小さなものでは小さすぎてメモしづらく、情報が上手くまとめられませんのでご注意ください。

就活中のメモにおすすめのペン

就活ノートにはフリクションの4色ボールペンがおすすめです。
色で情報を分けるとあとあと整理する手間や大切な情報を見落とすことがなくなります。
また、書き間違えた時も簡単に消せる点もかなりおすすめです。

セミナーや説明会で就活ノートに書くこと

セミナーや説明会で就活ノートに書く内容としては、下記があります。

  • スピーカーの情報
  • ESで使えるキーワード
  • 自分が感じたこと

会社説明会に参加する前日くらいにメモする欄、質問などを書いておくと当日役に立ちます。
例えばスピーカーの名前、役職等を書く欄、キーワードを書く場所などを先に分けておきます。
メモに気を取られて話を聞き逃すのももったいないですし、事前に書いておけることは事前に書いておきましょう。
会社説明会が始まったとたんに、何を書くかを意外と忘れてしまうこともあります。

スピーカーの情報

ESや面接に会社説明会で得た情報を盛り込む場合、スピーカーの情報があると信ぴょう性、臨場感が増しますので、この情報は必ずメモしてください。
また、その会社に入社した際のロールモデル(かなりうまくいった場合の)になりますので、企業選びにはかなり重要です。
下記はできるだけ抑えておきましょう。

  • 氏名、役職
  • 入社年度
  • 現在の部署
  • 経験したことのある部署

ESや面接で使えるキーワード

説明会が終わって本エントリーすると決めた場合、企業に合わせた内容が望ましいです。
どの会社にも通じるようなESは面白みもなく志望度も低いと人事担当者は考えます。
セミナー、説明会では、本エントリー後のESや面接で使えるキーワードを集めましょう。
その際、どなたのお話であったかまで押さえていると強いです。
※「御社の説明会で営業部主任の佐藤様がおっしゃっておられた”顧客のためになることを追求する”というお話をお聞きして、改めて御社で働きたい気持ちが強くなりました」など、ESで使うことを想定して情報をストックすることが大切です。
せっかく説明会に時間を割いているのですから、絶対に役立つ情報を持って帰りましょう。

就活ノートに自分が感じたことも書こう

就活ノートにはその都度自分が感じたこともしっかり残しておきましょう。
ES、面接で使える情報は企業側が話したことだけではありません。
会社説明会、セミナーで聞いた話の内容をただ書き写すだけでなく、その話を聞いてどう感じたかという情報も重要です。
自分の心が動いたときはネガティブ、ポジティブ問わずメモしておきます。
ポジティブな動きはESと面接に生かせますし、ネガティブな情報は企業を選ぶ際に生かせます。

就活ノートを書くタイミング

就活ノートを書くタイミングは、イベント前、会社説明会等イベント中、面接等イベント直後です。

イベント前に書く

イベントによって書く内容は前述したように形がありますので、会社説明会等のイベント前の予習も含めて、質問したいことや疑問点、確認しておきたいことなどを書いておきます。
また、会社名等も先に書いておくといつの間にかどの説明会で聞いた話だったかがわからなくなったりすることがないので安心です。

会社説明会等イベント中に書く

イベント中には、できるだけ自分の解釈を入れずに、スピーカーが実際に口にしたキーワードを書くようにしてください。
1次情報をできるだけそのまま収集するイメージです。
同じ話を聞いても経験、能力によって解釈は変わります。
そして、就活の最初と最後では就活生の能力はかなり変わっているはずです。
能力値が低いときに自分の解釈を入れて集めた情報は使えませんが、相手の言葉をそのまま収集していれば、能力が上がった際も使える情報になるからです。
会社説明会に参加した時のあなたと、2か月後の最終面接前にその就活ノートを見直しているあなたの能力値はかなり変わるということです。

面接直後などのイベント後

直後、というのは15分以内、電車に乗る前くらいに考えてください。
そのイベントの最寄り駅の喫茶店や、フリースペースのような場所を探すことを強くお勧めします。
特に面接後は何を質問されて、何を返答したかの確認は早ければ早いほど再現できます。
おそらく何度か面接を経験すればすぐに分かると思いますが、帰宅してからではほとんど再現できません。
当然前段階の面接で答えたことなどが次回の面接官にも伝わっているはずですので、きちんと把握しておくためにも、できるだけ早い段階で復習しておくことをお勧めします。

もう1つ、イベント直後のほうが自分の心の動きが分かりやすいです。
面接官との話で引っかかったことなども意外と些細なことのほうが自分の進路を決める上で大切だったりします。
会社説明会、面接で話したことの復習とイベントで感じた自分の心の動きを書いておきましょう。
もちろん失敗したり圧迫面接されたりして心が辛くなった時も、一息入れるのはいい習慣になると思いますよ。

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