志望動機不要、逆求人フェスティバルの使い方 | おすすめ就活イベント

簡単に説明すると学生がブースを持って企業にプレゼンテーションを行うという形式です。
学生側が事前に登録しておいたプロフィールを元に、「この学生に会いたい!」という企業の担当者があなたのブースに訪れます。
イベントにもよりますが、1日最多で8企業と25分間の対話をすることができます。
企業のブースを学生がまわる合同会社説明会の逆なので逆求人です。

本記事ではこの「逆求人イベント」の活用方法を解説していきます。

逆求人の基本的な流れ

逆求人の基本的な流れは下記です。

プロフィール登録

下記からプロフィールを登録します。
志望等、けっこういろいろ入力する欄がありますので、それだけでもかなり自己分析に役立ちます。
後述しますが、自己分析はまずやってみるまとめてみる、誰かに話す、話した結果や反応を元にまた考えてみる、まとめてみるというサイクルを回すのが効果的です。
最初にやる自己分析としてはかなりいい内容ですので、参加するかどうするかは後で考えるとして、とりあえず登録するのがおすすめです。

逆求人ナビ会員登録

プロフィールは自分のカタログみたいなイメージです。
できるだけ多くの企業に会えるようにするためには、プロフィールを充実させる必要があります。
後述するプレゼンを作る段階でも、考え方が深まればどんどんプロフィールを更新していきましょう。

イベントを選んでエントリーする

IT、建設業界、人材業界など業種別の逆求人と総合職逆求人があります。
業種がある程度絞れている方であれば業種別逆求人へ、そこまで絞っていないもしくは絞らないという方は総合職逆求人へ参加するといいです。
業種を絞っている方にとっては、その業界の方とかなりじっくり話せるので業界研究の役にも立ちます。
また、絞っていない方にとっては、総合職逆求人は自分の志望に関わらずあなたに会いたい企業の方に会えるので、意外な志望が見えてくる利点があります。

私プレゼンを作る

逆求人は志望動機がいらない代わりに自分をプレゼンします。
この”私プレゼン”を作り、実際に企業にプレゼンするという過程が逆求人イベントを推す一番大きな理由です。
逆求人イベントにエントリーすればサポートスタッフから連絡があります。
実際に面談してくれたり、チャットなどでプレゼンの添削をしてくれたりするので活用すると就活に大きな力になります。
ジースタイラスは学生を採用できた際に売り上げが発生する新卒エージェントではないので、無理に企業を勧められる心配がない点も重要です。
就活をサポートしてくれる企業はだいたい新卒エージェントなので付き合い方が難しいのですが、そういったことに気を使わなくて大丈夫なアドバイザーは貴重です。

イベントに参加する

イベントはたいてい休日に行われます。
企業の説明会や面接などを重ならない部分もポイントではないでしょうか。

企業は事前にあなたのプロフィールをみてある程度面談したい学生を決めています。
その上で、名刺交換を行い、最終的に会いたい学生を決定します。
最大1日8社の方と25分ずつお話できます。
できるだけ多くの企業の方とお話するために重要なのは事前のプロフィールと当日のビジュアルです。
たぶん清潔感と元気の良さが大事です。
まあ評価基準は企業によっても人によっても変わりますので、できるだけあなたらしい服装、態度で臨んでください。
1回参加すれば数人の経営層や企業のトップの方と面談する機会があります。

フィードバックがもらえる

面談してくれた企業の方からはフィードバックがもらえます。
私プレゼンでの自己分析、サポートスタッフのフォローと並んで、このフィードバックは逆求人の大きなメリットです。
良かった点、悪かった点をけっこうしっかりフィードバックしてもらえます。
態度から、ビジュアル、プレゼン内容から考え方の甘さまで、場合によってはけっこう辛辣なフィードバックがあります。
痛みは明日の成功につながっていると信じましょう。
ちなみに通常の就活では、どの部分に問題があって落とされたかなんてわざわざフィードバックしてくれる面接はありません。
自分や自分のプレゼンが”相手”にどう映っているか、このフィードバックは通常の就活にもかなり役立ちます。

就活イベントとして特に自己分析に効果的

自分プレゼンを作ることで徹底した自己分析ができる

逆求人イベントでは志望動機が必要ない代わりに、企業の担当者に自分プレゼンを行います。
形式は自由です。
どんな形式が最もよく自分を表現できるか、どんな服装が自分を伝えられるかを徹底的に考えます。
特にサポートスタッフはあなたが望めばかなり手伝ってくれます。
ジースタイラスにどっぷり浸って自己分析から私プレゼンまできっちり作ってみてください。
就活の自己分析は自分のためだけでなく、相手目線、企業目線が重要です。
企業目線で自分を分析するためには、企業目線を持っている相手と対話しながら進める必要があります。
まず、サポートスタッフとの対話、次に私プレゼンを実際に採用担当者や経営者に披露してからのフィードバック、この2つでかなり鍛えられます。
大切なことは、”進化すること”です。
そのためには、つらくとも苦しくとも自分の中で考えたことを外部の人に投げて、反応を見ることです。
そのサイクルを回していけば、いつかきっとあなたに合った企業の内定、その企業での活躍が待っていることでしょう。

企業分析の前に自己分析に集中できる

就活で重要なのは自己分析と企業分析ですが、順序としては自己分析が先です。
就活が始まってしまうと志望動機などの準備に追われて、大切な自己分析が後回しになってしまうことがよくあります。
先に自分の志望を固めることで、どういう企業でどういう働き方がしたいかが把握でき、それが面接やESの志望動機や自己PRにつながるというのが本来なのです。
しかし、企業や仕事のことをよく把握していないうちに志望動機を作ることを繰り返すことで、自分の志望よりもとりあえず通りそうなESをつくることになってしまう場合が多く見受けられます。

ESを書きながらでは、企業に自分を寄せていく自己分析になりがちですが、逆求人イベントは当日イベントに参加するまでどんな企業が面談に来るか分からないので、志望動機が不要です。
自分はどんな人間なのか、人生で何を大切にしていきたいのかという本質的かつ基礎の部分を深く考えることは絶対に役に立つ経験になることでしょう。

自己分析に必要なステップがそろっている

就活の自己分析は、仕事もしくは働き方という視点から自分を分析していくことです。
自分がどんな人間かを考えることの先には、だからこんな仕事、働き方をしたいということがなければなりません。
仕事や働き方の知識を前提とした自己分析が必要ですが、会社員として働いたことのない学生にとってはこの仕事に対する考え方が極端に不足している状態では難しいものがあります。
自分を分析すること、仕事や働き方の知識をつけること、分析した自分と仕事や働き方や企業をすり合わせることという3ステップをPDCAサイクルのように回していく必要があります。
下記は逆求人イベントの流れですが、この自己分析に必要な3ステップが見事にそろっています。

  1. 自己分析して自分プレゼンを作る
  2. 実際に企業に対してプレゼンを行う
  3. 企業の担当者(人事、経営層)のフィードバックをもらう

自己分析はやり過ぎるとどこまでも迷い込んでいくとも言います。
逆求人イベントでは、アウトプットをせずに一人でずっと考え込んでいるだけでなくしっかりインプットも行った上でフィードバックももらえます。
深く自分と向き合えるとともに自分の殻の中だけで考えるのでなく、ちゃんとアウトプットしてその答えが返ってくるという理想的な自己分析が行える点も有効なところです。
また、サポートスタッフの自分プレゼンへのアドバイスもかなり効果的です。

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