レコード会社の社員訪問8社8人した話 | やまちゃんのエンタメ就活記

OB訪問した話

はじめに
私はSPIを勉強するのも、自己分析するのも、何もかもが嫌になってしまった時期があったんですが、そんな時、自分が楽しくできるのが人とコミュニケーションをとることだと考え、OB訪問をし始めました。

某レコード会社やその子会社、音楽系の出版社、コンサートプロモーター、業界内定者
など計8人からお話を伺いました。

全員から言われたことは「エンタメ就活は人柄採用だ!どれだけ熱い気持ちを持っていて、自分がその会社に入ってやりたいことをしっかり話せるのか」です。

また、私がなるほどなと思ったことをいくつかあげたいと思います。
・エンタメ業界に謙虚さはいらない、パンチが強い・我が強い人が勝つ。
・日常の「これが好き・嫌い」に対して、なぜなのか。自分なりに好き嫌いの根拠を考える。
・エンタメ業界はやりがいだけ。やりがいを感じられる人しか生き残れない。
・エンタメ業界は誰でも、いつでも入ることができる(中途が多い)
→中途採用も正社員になるのはなかなか大変。前の職業でどれだけ経験を積めたか。

お話を聞いた方の職務について、私が悩んでいた2つを取り上げて書きたいと思います。

A&R(アーティスト&レパートリー)
アーティストの発掘から始まり、レコーディングに立ち会ったり、宣伝の仕方を考えたりするトータルプロデュースの仕事。(CDのジャケットやMV制作までアーティストの音楽関係の多岐に関わる)
特徴としてはそれぞれが担当アーティストを持っている。
マネージャーとの大きな違いは、アーティストの全てに関わるのではなく、CDなど音楽を軸として活動のサポートをしていくところ。
やりがい
→「自分が仕事をしたことによって、アーティストのフィールドが広がる」

コンサートプロモーター
プロモーターの役割として大きく3つある。
1 会場の予約 2 チケット販売 3当日運営

1会場の予約について
このステージ構成だと、ここの席が見切れる!などと会場のことを把握しているプロフェッショナルなため、アーティスト側に最適な会場を提案できる。

2 チケット販売
潰れる席を把握して、チケット会社に流す。

3当日運営
会場の管理をするため、徹夜で何日も泊まり込むことも….
アーティストやスタッフの移動手段・宿泊・備品などの手配から、派遣のスタッフの発注・管理まで行う。とにかく忙しい。

コンサートの企画の段階から参加できる場合もあるが、基本的には決められた仕事を請け負う。創造性豊かな仕事をしているわけではない。

「こんな人には気をつけよう」
・下の名前で呼び捨てしてくるor○○ちゃん呼び
→個人的な見解ですが異性の方で、最初からこれをしてくる人は少し疑うべき。
・やたら顔見たい言ってくる
・「2人で会いたいね」「○○(居住地)にまでいっちゃおうかな」
→私はひたすら笑いましたが、顔はひきつっていました。この話題を出される前に下ネタも言われていたので余計にドン引きました。また「○○ちゃんは下ネタ平気~?」と言われました。平気なわけないだろ!と思いつつ愛想笑いばっかりしていました。素直に気持ち悪かったです。

私の自己分析のはずが事前に送った資料には全く触れられず、私の話5割・相手の話5割でした。谷口さん(キャリ窓メンター)にこのことを話したところ、「それはカウンセリング受けたい人が、カウンセリングしているよくあるパターンや」と言われ、ハッとしました。世の中には本当に色々な人がいますね。それを見極める力も就活生には求められているんだなと改めて実感しました。

マイナスな話題で最後終わってしまいましたが、もちろん良い方・優しい方もたくさんいらっしゃいます。エンタメ業界の方たちは全員優しくて、話しやすくいい距離感です。しっかり自分の夢を持っている方が多いイメージです。
万が一、変わった人とマッチングしてもオンラインなら、こちらが失うのは時間と気持ちだけです。しかしオフラインとなると話は変わってくると思います。
しっかり自衛していこうと思いました。

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